郷土の伝統技術&現代的な住みやすさを追求
建築家のプロである工務店社長が選んだ高気密高断熱の家。
地元の伝統技術を随所に取り入れながら、落ち着きとのびやかさを感じさせる二世帯住宅をつくりました。
ポイント
◎どっしりとした構えを見せて佇んでいます。堂々とした風格を感じさせる広い屋根が印象的な外観に、室内に入ると広い玄関ホールとつながる大きな空間が現れます。そこは子世帯のLDK。母親のスペースはコンパクトながらも必要なものが使い勝手良く揃った落ち着いた空間。以前の家の建具など随所に取り入れ、家族の歴史や思い出も残してあります。
◎地中熱利用のパッシブな空調システム採用で日本海に面した寒さの厳しい土地でも、一年中とにかく心地がいい。子から母親へのやさしい配慮をカタチにした家がここにはあります。
撮影=中村風詩人/別冊SUMAInoSEKKEI「アトリエ建築家とつくるマイデザインハウス」掲載